
これは、私が描いたプーチン大統領の似顔絵です。一応、写真を見て描いたものなので、全く似ていませんね。ヤフーで見ると、プーチンの似顔絵もたくさんあるのですが、似顔絵を見て描くのは、邪道だと思われるので、写真で描いてみました。まあ、似顔絵を競う場ではありませんので、ご容赦を。
今回は、なぜプーチンは停戦、終戦に応じないのか、イスラエルの政情、世界の核兵器の現状の3点について書いてみます。日本では、参議院議員の選挙が、20日にありますが、これの予想を書いても、意味はないので、結果については、次回に書くかも知れません。
まず、なぜプーチンは、停戦や終戦に応じないのかについてです。米国のトランプ大統領は、大統領選挙の前は、「私が大統領になれば、24時間以内で、ウクライナ侵攻を終わらせることができる」という趣旨の発言をしていました。トランプは、大統領になって、プーチンと何回も電話会談を行いました。そして、24時間以内は、さすがに無理だと分かったのでしょうが、トランプとしては、なるべく早く、せめて停戦にでも持ち込みたいと思ったはずです。しかし、トランプが大統領になってから、6カ月以上が過ぎ去りました。トランプは、最近になって、「プーチンとよい会話ができたと思うと、すぐにロシアがウクライナに対して、激しい攻撃をするのだ」と嘆いたようです。つまり、プーチンは、口先では、トランプに「よい返事」をしながら、停戦などしないぞと分からせようというかのように、、激しい攻撃を命じていたわけです。トランプは、プーチンから、「手玉に取られていた」ことに気づき、激しい怒りを感じたようです。トランプは、停戦が実現しなければ、中国やインドなど、ロシアから大量に原油を輸入している国に対して、100%の関税をかけるぞと発表しました。
トランプの対応は、とりあえず、別にして、トランプなどがこれほど停戦をと呼びかけているのに、なぜプーチンは応じないのかについて、書いていきます。私なりの「解答」は、あるのですが、ヤフーでいくつか、寄稿などを読んでいると、米国の非営利団体、ジャーマン・マーシャル・ファンドのマネージング・ディレクター、クリスティン・べルジナ氏が、CNNの取材に応えている内容が目につきました。以下、ベルジナ氏と、私の考えを合わせたものを書き、プーチンの「なぜ」に応えていきたいと思います。
プーチンは、ウクライナを「独立国」として、認めたくないのです。ロシア国の一部だとでも思っているのでしょう。また、プーチンは、ロシアは、世界最大の国(面積17,075,000平方キロメートル )であり、様々な天然資源が豊富に埋蔵された国だと思っています。プーチンは、ロシアこそが、「世界一の国」であり、自分は、その国の支配者なのだという「自負」を持っているのでしょう。ですから、一時、G7から招かれて、加わり、G8になった時も、「8番目」ということに対して、不満に思っていたようです。その後、ロシアが、クリミア半島を略奪したためにG8を除名されましたが、それはそれで、また不満だったのでしょう。
その他、ロシアという国は、帝政時代、社会主義政権時代、現在を見ても、国民が、独裁政権に支配されるままという傾向がありました(あります)。また、時の政権は、ナポレオンのロシア遠征、ナチスドイツとの戦争(スターリングラードの戦いなど)、そして現在のウクライナ侵攻等々で、自国の兵士、国民がどれだけ死傷しようと、あくまでも戦いを続けるという傾向がありました(あります)。ドイツとの戦争では、ソ連の死者は、2700万人にもなったとされています。
ですから、現在の支配者、プーチンは、そのような歴史も考慮し、彼にとっては、おそらく最後の戦いとなるだろうというつもりで、兵士、国民が何万、何十万死のうと、「勝つまで」戦うという気なのでしょう。プーチンは、ウクライナ侵攻の初期の頃、死んだロシア兵の母親たちとの会話で、「人間は、死ぬものだ。戦争で死ぬのは仕方ないのだ。」というような発言をして、母親たちを「納得」させていました。
私は、現在のところ、現実的な可能性として、プーチンが死ぬか、または呆けるかしないと、ウクライナ侵攻は、止まらないのではないかという気がしています。
次は、イスラエルの政情、つまり政治状勢についてです。イスラエルにおいては、ハマスによる虐殺事件が起こり、その後、イスラエル軍のガザへの空爆、侵攻等が起こるようになりました。私のブログは、次第に反イスラエル、反ユダヤ人というような内容になりました。前にも書きましたが、それ以前は、このブログのアクセス数は、毎週20000以上は、ありました。それが、イスラエル批判を始めてからは、アクセス数が急に減り、毎回5000にも届かないようになりました。ユダヤ系の人や、支持者が、アクセスをやめたのでしょう。私としては、世界でも、ユダヤ系の人が多いのだろうなと思いました。私は、別に、このブログによって、収入を得ているわけではないので、アクセスが減っても、気にはしません。意欲が衰えない限り、毎週、ブログを更新していきます。
そんな私にとっては、少しは、ほっとするイスラエル関係の記事が、最近、見られるようになってきました。一つめは、イスラエル国内において、兵役拒否の動きがみられるようになってきたという、13日の毎日新聞、 1面、6面の記事です。兵役を拒否した人は、イスラエル軍の中で、命じられた「行為」に正当性が感じられず、戦争犯罪をしている気がしたこと、また停戦を受諾しないで、ガザ攻撃を続けることは、人質の解放を全く考慮していないように思われること、などのためだったということです。ガザの抵抗することのない一般人、男性、女性、子供などを、空爆や地上攻撃によって、殺してしまうことは、戦争犯罪そのものです。イスラエル人にも、そう思う方々も多いはずです。
また、二つめは、イスラエルのユダヤ教「超正統派」の政党(ユダヤ教トーラ連合)が、14日に連立政権から離脱したという、日本経済新聞、16日の13面の記事です。超正統派の人たちは、以前は、兵役の義務は課せられませんでしたが、最高裁が、2024年6月に、超正統派の人にも兵役義務を課さないと不公平になるという判決を出しました。このため、政府が、徴兵の手続きを進めていたことなどに抗議しての離脱のようです。超正統派のもう一つの政党、「シャス」は、 11議席を有し、連立政権に加わっているそうですが、もし政権から離脱すれば、現在の政権は、全120議席中の50議席(18日の毎日新聞では、49議席としている)となり、過半数を割ることになるそうです(その後、シャスも、離脱することに決めたそうです)。私は、ともかく、連立政権中のリクード、極右の政党が、イスラエルの「悪名」の元となる「政治」を行っていることに対して、激しい怒りを感じてきましたが、別のいくつかの党が多数派となり、政権を取ることが、イスラエルの悪名を変えることになるだろうと思います(ただし、超正統派の2党は、現政権に、反対はしない、としているようです)。だいたい、ネタニヤフは、政権にいるのが長すぎます。そして、今では、殺人鬼そのものになり果てました。さっさと首相の座から消えるべきです。また、重大な戦争犯罪人として、国際司法裁判所の裁判を受けるべきです。
最後は、世界の核兵器の現状についてです。これまで、核兵器が、実際に人間に対して使用されたのは、第2次世界大戦において、米国軍が、日本の広島市(1945年8月6日)、長崎市(同年8月9日)に投下した二度だけです。広島市の死者は、約14万人、長崎市の死者は、約7万4千人とされています(投下後から12月31日までの死者も含む。46年以後も、後遺症により、多くの死者が出ている)。日本の軍国主義政権がしかけた太平洋戦争の結果ではありますが、米国内では、投下後から今日まで、「投下は、当然のことだ」とする考えが強く、日本人の私としては、「少しは反省してほしい」という気がします。
核兵器の現状についてですが、16日の朝日新聞、1面の「天声人語」に書かれているように、現在の世界には、9カ国が持つ核弾頭が12340発ある、と推定されているそうです(長崎大学による)。9カ国とは、米国、ロシア、英国、フランス、中国と、インド、パキスタン、北朝鮮、イスラエルだと思います。ただし、イスラエルは、所有に付き、肯定も否定もしていないそうです。
核兵器は、1986年には、米、ソ連、英、仏、中の5カ国で、約7万発あったそうですが、その後、「軍縮」の動きが強まり、減少してきたようです。ただ、最近は、この5カ国や他の国などで、増加の傾向も見られるそうです。核兵器については、現在でも、戦争の抑止になるという評価と、核戦争が起これば、人類の滅亡につながるという否定の評価があるそうです。ウクライナへの侵攻を続けるプーチンが、「ロシアが、存立の危機になれば、核兵器を使用する」と語ったように、私は、今でも、核兵器が「威嚇」に使われており、戦争の抑止にはならないと考えています。もし、ロシアに核兵器がなければ、米、英、仏のNATO内の核保有国の威嚇によって、ロシアは、ウクライナから撤退するしかないでしょう。プーチンが、撤退させないのは、まさに核の力によるということになります。
ロシアの例から言えることは、核は、威嚇にはなるが、戦争の抑止にはならないということになるでしょう。そうすると、現在の核保有国が、核の保有を減らしていくとは言えないでしょう。私は、結論としては、今後も、核兵器が使用されることはないと思いますが、逆に絶対にないとも言えない気がします。何千年も何万年も先には、地球自体がなくなっているかも知れませんが(他の星との衝突等によって)、ともかく、人間の争い、国の争いによって、人類が滅びることがないように願いたいと思うばかりです
様々な病状あったプーチンは今は全く健康なのか
プーチンの独裁許す側近ら情けないなあ引きずり降ろせ
徴兵は受けないユダヤ超正統派ついでに軍の虐殺止めよ
食料や水を配布と言いながら求め集まる人まで殺す
トルーマン何人死のうが構わない小躍りしつつ投下させたか
即死した人より長く苦しんで死んだ被爆者恨みは深し
この先はどうなるだろう原水爆やがてどこかは使うと思う