
トランプ大統領のつもりです。私が描いたものです。勿論、似てはいませんし、かなり若く見えますよね。トランプには、困ったものですね。現在と比べれば、1期目の頃は、まだ、増しだったような気がします。私などは、日本に住んでいて、「困ったものだ」と思うくらいですから、トランプや米国から攻撃される国、攻撃されないまでも、敵視される国、そして米国の人々にすれば、「何とかしてくれ」という気持ちになるでしょう。今回は、3点にわたり、トランプの問題点について、書いてみます。敬称は、略します。
1点めは、彼の「ゴルフ」についてです。私は、以前にも、ヤフーの記事だったかで、彼のゴルフの問題について、読んだことがあります。彼は、週末になると、ワシントンのホワイトハウスを出て、フロリダ州の自宅に「帰る」というのです。そして、自分が持つゴルフ場で、ゴルフをするというのです。ワシントンからフロリダの往復、ゴルフ時の警備等々で、一度の「帰省」で、約4億円くらいかかるとされていたようです。米国では、この費用は、国が出すようですね。私的な行動なのに、国費というのは、問題だと思います。もっとも、トランプ以前には、そんな高額の「交通費」を使う大統領は、いなかったでしょうから、あいまいになっていたのかも知れません。とにかく、ほぼ週末ごとの彼の帰省は、国費で賄われていたのでしょう。
今年の4月1日(日本時間)のヤフーでは、カリフォルニア州のニューサム知事が、トランプのゴルフの費用を問題にしたという記事が出ています。知事によると、2025年に、第2次トランプ政権が始まってから、トランプは、フロリダの自身のゴルフ場に、56回、通っており、移動費、警備費等で、約1億ドル(約160億円)かかっているそうです(税金使用)。現在のペースで、第2次政権終了まで、ゴルフが続けられると、さらに約3億ドル(約480億円)かかることになるそうです。どこかの国の独裁者、どこかの国の国王であっても、こんな「浪費」は、していないでしょう。プロゴルファーでもない、トランプの「なぐさみごと」のために、これだけの巨額が浪費lされているのです。全くあきれるばかりです。米国として、すぐに止めさせるべきです。また、すでに使われた額についても、返金させるべきです。政権内の閣僚、共和、民主の上下両院の議員も、すぐにこの「愚挙、暴挙、国辱の行為」をストップさせるべきです。
次は、トランプが、ホワイトハウス内の東館を撤去(すでに撤去済み〉し、新築の東館、および新築の宴会場を建築しようとしていることについてです。昨年の10月頃から、撤去等が始められたのでしょうが、私は、そのニュースを知った時にも、長くても、2期、8年の任期に過ぎない、ある大統領がそんなことを始めていいのかなと思いました。そんなことが、米国では、反対もなく、許されるのかなと思ったのです。撤去・新築を考えるトランプも、米国の大統領制の歴史を踏みにじるようなことをすると思いましたが、それを止めることも、米国では、行われないのかと案じていました。その後、「国家歴史保存協会」(NTHP)が、トランプの策動について、提訴し、今年の3月31日(米国時間)に、ワシントン州の連邦地裁が、「建設工事の差し止め」を命じたというのです。
米国も、正確には、国民も裁判所も、もっと早く動いてほしいものです。東棟の撤去は、すでに済んでしまっています。何らかのボールルーム(宴会場)は、必要でしょうから、控訴審等では、判決がひっくり返るかも知れません。それにしても、トランプの自己中心の思考、「政治」には、あきれるばかりです。寄付等で、もし建築ができたとしても、トランプが利用できる回数は、僅かですよ。それとも、「後世」のことを思っての「配慮」でしょうか。
最後は、トランプがおこなった演説(米国、東部時間、1日、夜)を主に、現在の彼の「言動」について書きます。米国の皆様も、自分たちの大統領が、これほど愚かで、狂気じみた人物であったとは、思わなかったことでしょう。現状の「言動」を考えれば、さすがに大統領には、選ばないでしょう。でも、トランプは、まだ2年半よりも長く、大統領を続けられるのです。これは、米国だけではなく、親米、反米の違いに関わらず、世界のすべての国々にとって、大きな悲劇であり、恐怖であることになります。
演説の内容にしても、身勝手な「見解」を並べるだけで、説得力など、まるでありません。「幼児的だ」と言いたくなりますが、幼児に失礼になります。幼児は、成長段階の初めの時期であり、トランプは、80になろうという「時期」です。
以下、「イラン戦争」について、改めて簡単に振り返り、今後どうなるのか、書いていくことにします。イランは、米国やイスラエルにとって、脅威ではありませんでした。両国の軍事力、イランとの関わり等から言えば、米国は、0%、イスラエルは、15%ほどの脅威に過ぎなかったと言えるでしょう。ただ、イスラエルは、同国周辺の国家を「脅威」と見ます。第2次大戦後のイスラエルの建国、その後の中東戦争等々を考えると、イスラエルの「脅威感」は、ある程度は、分かりますが、現在のイスラエルと周辺の反イスラエルの国々、諸勢力の戦力を比較すると、イスラエルに、対抗できるところはありません。それでも、イスラエルは、国際法、国連などは全く無視して、周辺国、諸勢力を叩き続けるのです。
今回の「イラン戦争」は、そうしたイスラエルに煽られ、米国が追従した「侵攻」でした。イランは、一方的に侵攻されただけで、戦争では、なかったのです。トランプは、ユダヤ系との関わりから、「気軽に」ネタニヤフに同調したのだといえます。ただ、現在のイスラエルのネタニヤフ政権の攻撃は、血も涙もない残虐極まるものです。対象国の人々を徹底的に殺し、施設・設備を徹底的に破壊します。今回は、米国が、イスラエルと同様な攻撃を続けているのです(もっとも、ベネズエラへの侵攻を見ると、米国自体も、護衛を全員殺すなど、残虐ぶりを示しています)。
トランプは、イランの反撃について、過小評価をしていました。イランは、すぐに降伏すると思っていたはずです。そして、米国の多くの同盟国、親米国からの「戦争協力」も得られず、侵攻自体を批判されるようになりました。ホルムズ海峡は、イランに封鎖され、多くの国々において、原油が不足するようになり、ガソリン価格が高騰するようになりました。「イランをやっつけて、国民からの支持を高める」つもりであったトランプは、長引く「戦争」、高騰するガソリンや諸物価等々のため、支持を高められるどころか、侵攻の誤りに気づき、やめなければとあがいているところです。トランプは、「交渉」などと言いますが、従わなければ、徹底的に攻撃するぞと言います。脅迫です。今回の演説では、「イランを石器時代に戻す」とまで、言いました。差別的なだけでなく、まさに狂気じみた、激しい攻撃を行い、徹底的に破壊するぞという脅しです。
これに対して、イランにしても、過去に2回も、交渉中なのに、米国、イスラエルから激しい侵攻をされるということがあったので、簡単に停戦するわけにはいかないのです。イランは、停戦するのであれば、以後、絶対に攻撃しないという保証が必要だとしています。米国、イスラエルは、保証については、何も語っていません。
ですから、停戦も、容易には実現しないように思われますが、トランプは、11月の中間選挙を考えると、停戦するしかないという状況にあるので、とにかく、停戦という選択をすることでしょう。トランプが、今後、どんな「政治」をしようと、米国内においては、支持は、減少することになるでしょう。11月の中間選挙においては、下院(定数435名 全員改選)は勿論のこと、上院(定数100名 35名改選)も、そして、任期満了の知事の選挙、地方の公職の選挙なども、民主党が勝利してほしいと思います。そして、トランプが、残りの任期は、「レイムダック」となるようにしてほしいものです。
世界一戦力誇る米国のトップが狂いやたら侵攻
共和党トップがこれでいいのかよ党員ひとりひとりも動け
閣僚も米軍もまただらしない奴の手足じゃないとどなれよ
国際の政治経済こんなもの学問にさえならない世界
プーチンがそしてトランプネタニヤフ悪者たちは自覚ないのだ
米国に問題があるあれだけの悪行続ける者を放置だ
毎日新聞掲載拙詠
やりなおすことはできないやりなおすことができたら世界は終わる
(2013.12.2)