
近くの水田の様子です。この1、2週間は、特に強い風は吹いていないと思いますが、稲(水稲)がかなり倒れています。雨のためです。この程度であれば、稲刈機で刈れると思いますが、かなりたいへんな作業になると思います。私の住む埼玉県では(勿論、周辺の都県でも)、7月、8月とも雨が多く、涼しい夏になりました。農作業がない家庭、個人にとっては、涼しくてよかったことでしょう。昨年の夏などは、埼玉では、35度から39度くらいの日が何十日もありました。それに比べると、気温に限れば、今年の夏は、よかったと思った方が多いでしょう。ただ、9月になってからは、毎日のように雨が降ります。気温も、日中でも、26か27度くらいでしょう。涼しすぎて、梨などは、なかなか熟さないようです。
今週は、中道の分派、消費税の2年間の減税、 NHKの大河ドラマの史実の変更の3点について書きたいと思います。外国の読者の皆様には、申しわけございません。 以下、敬称はなるべく略します。
初めは、日本の政党 中道改革連合が、当面は分派、そして清算手続きが終了した時点で解散すると決めました。現在、中道には、立憲民主党の議員が21人、公明党の議員が28人いますが、それぞれの議員は、立憲民主党系は新党を結成し、公明党系は公明党に復党するということです。
26年の2月の衆議院選挙までは、自民党が191、立憲が148、日本維新の会が38、国民民主党が28議席、れいわ新選組が9、共産党が8の議席を持っていました(辞職などのため、議席数が異なる党もあるかも知れません)。自民党は、465議席中の過半数以下の議席でした。公明党は、髙市政権に愛想をつかし、自民との連立を解消していたのです。私は、野党が議席を増やし、場合によっては、3党、4党くらいによる連立政権が誕生するかも知れないと思いました。ただ、 公明党は、宗教団体の創価学会を母体とする政党であり、国民政党だとしていましたが、一般の国民にとっては、支持できないと考えられるかも知れません。公明党は、自民との連立を組む前は、他の政党と連立していましたし、また政権についた時もありました。また、立憲は、民主党が分裂し、国民民主党に移らない議員が結成した党です。 立憲、公明の議員が一緒になり、新党、中道改革連合を結成したわけですが、選挙目あて、2党が異なり過ぎてうまく行かないなどの批判も出されていました。
自民は、過半数に達しない政権でしたが、髙市が総裁に選ばれると、維新は、喜んで連立に応じ、なんとか過半数を上回る政権になっていました。しかし、髙市は、「今、衆院選を行えば、自民が圧勝する」という助言を受け、国会の初日に解散を決定したのです。選挙結果は、まさに自民の圧勝になりました。自民は、党として、SNSへの大量投稿を行う、また消費税ゼロの2年間実施、髙市事務所は企業家と組んで、特に立憲民主党の候補者を非難、中傷する動画を大量投稿する、などによって圧勝したのです。
私は、立憲民主党(衆議院)は、今後は、公明党と統一会派を組むべきではないと思います。少人数であっても、国民の側に立った活動を続けていくべきだと思います。参政党、チーム未来などの党は、所詮は、国会議員になりたいだけの人の集まりです。チーム未来の安野党首などは、髙市にAIについて教えて、喜んでいます。情けない限りです。
次は、消費税の2年間の減税についてです。9月10日の毎日新聞の5面、「記者の目」を参考にさせてもらいます。妹尾直道記者は、髙市が、他党の「消費税減税の主張」の争点つぶしに出て、衆院選を圧勝することになったようだが、解散前の与党側、首相であった高市が、消費税減税を主張するのは、問題であったとしています。勿論、髙市は、減税が「悲願」ではなく、1議席でも多くを得たいという考えで、主張しただけなのです。日本と言う国の経済などについて、考えていなかったはずです。しかし、圧勝した自民党は、とにかく2年間でも、減税に踏み切らなければなりません。もし、実施しないのであれば、さすがに国民からの批判が高まるはずです。
2年間の減税で、10億円ほどの税収がなくなるとされていますが、積極財政で、140兆円もの要求を認めた高市にすれば、「なんとでもなる」と思っているはずです。野党も、国民も、見守るしかないと言えます。この記事の中で、ある財務省幹部が、「国民は多くのサービスを受けているのに、減税を主張する」と、非難しています。とんでもない、幹部です。国民を愚弄する発言です。私なども、固定資産税、市民税、社会保険料を、市に払っていますが、なぜこんなに取られるのかと怒りさえ感じます。国や市からのサービスは、何も受けていないという気がします。また、記事の中で、日本総合研究所の翁百合(おきなゆり)シニアフェローの実態の報告を知って、政府が試算した結果、税や社会保険料について、日本では、先進国に比べて、国民が約7万円余計に払っていることが分かったそうです。社会保険料が高すぎるとは、現在、批判の声が高まっています。上述の財務省幹部は、難関の試験に合格し、今や幹部になったわけでしょうが、高給を取る役人も、今や江戸時代の役人のような発言をして、はばかりません。
最後は、NHKの大河ドラマの歴史の「変更」についてです。9月17日号、週刊文春21~23ページの記事を参考にさせてもらいます。日本の歴史に関わるドラマでは、史実に従うこと、はっきりしない場合は、定説、有力説に従うべきです。制作統括の松川博敬は、「史実と確定されているものに関しては外していないつもり」と語っているそうですが、とんでもない歴史の「改変」をいくつも行っています。まさに、居直り発言です。この改変は、NHKも悪い、脚本を書いた八津弘幸も悪いということになります。しかし、脚本家、制作統括は、「NHKが認めたことだ」として、改変の責任は半減されるでしょう。悪いのは、NHK上層部と言うことになります。
文春に従って、改変のいくつかを示します。賤ヶ岳の決闘における中川清秀が、秀吉を裏切ったこと、武田信玄が、餅をのどに詰まらせて死んだこと、小谷城本丸で切腹する浅井長政の介錯を信長の妹、お市がおこなったということ、もう一点くらいにしますが、なんと明智光秀は、農民の落ち武者狩りによって殺されたとされているのに、石田三成に捕らえられ、秀吉の下へ引き出されたというのです。さらに、秀吉は、ふたりだけの茶会をして、信長を討った本心を聞き出そうとしたというのです。これは絶対にありえないことでしょう。
中川清秀については、ゆかりのあった大分県竹田市、大阪府茨木市では、市長の連名で、「遺憾の念」を伝える文書を、NHKに送ったそうです。国民から、視聴料を取り、日本放送協会とするNHKにあるまじき「ドラマ」です。視聴率をある程度は確保したいと言うつもりで、改変を行うのでしょうが、視聴者を愚弄するものだと言っておきます。
私は、もう30年以上,、一切、大河ドラマは見ません。南北朝問題で、制作されないと言われていた足利尊氏が大河になると言うので、足利に関わりのあった私は、楽しみに1回めを見ました。少年の尊氏は、そばにいた武士が、弓矢を遠くに向かって放ったのですが、走って行って、弓矢が落下する前に、手で弓矢をつかんだのです。私は、すぐにテレビを消しました。
議員党脱却すべく各県の党員増やし下部強化せよ
役人も国会議員も任期だけ国の借金増えても知らん
高市が40年度まで投資計画立てる権限外だ
歴史物書くつもりなら鴎外を学べ歴史を決して変えない
光秀が秀吉のもと引き出され真意聞かれたそんなのあるか
共和党勝てば米国成人に五千ドルずつやるとトランプ
毎日新聞掲載拙詠
ネットでの広告何も信じないデカルトのごとすべて疑う
(2017. 12.4)