
ノルウェー代表チームのゴールキーパー(GK)、エルヤン・ニーランの写真です。ヤフー上のものを利用させてもらいます。よろしくお願いします。以下、敬称は、略します。日本時間、6日の5時からの決勝トーナメント2回戦、ノルウェー対ブラジルの試合をテレビで見ました。ブラジルは、前半、ぺナルティ―キック(PK)を得ました。キッカーのギマランイスは、蹴る前にちょっと止まり、それからキーパーの左サイドに蹴りました。しかし、GKニーランに止められてしまいました。蹴る前に、少し止まることは、キッカーがよくすることであり、問題は、ありません。しかし、止まる分だけ、弱いボールとなりがちで、おまけに、GKの読みと一致してしまったのでしょう。楽々と止められたという感じでした。
ニーランのプレーを見ていて、感心したことは、キック力の強さです。ゴールキックでも、来たボールを蹴る時でも、センターラインを楽々越えて、相手陣地の半分を越えるくらい飛びます。今の時代、驚くことではないという方もいるでしょうが、二ーランがGKだと、ピンチが、すぐにチャンスに変わるということです。確実にこれだけ蹴れるということは、すばらしいGKだと思います。勿論、ゴールの守りなども、優れています。彼は、35歳ということもあって、所属チームだった、スペインのセビージャを6月で去ったそうですが、ヨーロッパの各国のチームなど、すぐに声をかけることでしょう。日本のJリーグのチームなども狙うかも知れません。
私は、テレビの「サブチャンネル」の見方を勘違いしてしまい、このゲームの後半戦が見られませんでした(別のテレビなら、サブが見られたのですが)。愚かだったことを後悔しています。ノルウェ―は、対ブラジル戦が、通算で、3勝2分になったのですね。まさに不敗神話です。
7得点で、8日時点では、メッシに続いて得点ランク2位になったアーリング・ハーランドには、触れませんでした。勿論、彼の活躍は、まさにノルウェーの躍進の最大の原動力でしょう。ブラジルでは、ネイマールは、もう34歳になったのですね。少年だった頃の彼のプレーは、忘れられません。PKで、1点を取ったネイマールも、涙を浮かべて去って行くことになりました。
もう少し、WCのことについて、書いておきます。トランプ大統領とインファンティノ会長のやりとりについては、書く気にもなれません。今の世界の状況を現わす醜聞でしかありません。権力、そして威厳の頂点にある「2王」の言動です。
私は、日本の隣国、韓国の「サッカー観」についても、書いておきます。韓国チームは、1次リーグにおいて、1勝2敗、勝ち点3で、決勝トーナメントに進出できませんでした。それに対して、韓国国内からは、激しい非難が起こったようです。帰って来るなという声があがったり、入店禁止にするというレストランなどもあったりしたということです。また、イジェミョン大統領が、「無能な人を指揮官に選べば、結果は火を見るより明らかです」とSNSに投稿したそうです。スポーツには、勝敗があり、結果は、どうなるか分からないものです。オリンピックなどでも、金メダル確実と言われていた選手やチームが、8位以内の入賞もできなかったということがよくあります。監督だったホン・ミョンボ氏は、まさに世界的な選手でした。ヨーロッパの多くの国の強豪チームからのオファーもありましたが、韓国や日本のチームでのプレーを選択したのです。いかに名選手であった人でも、引き受けたチームや選手を、十分に強化できない場合もあります。チームや選手の素質、力量等も関係するものです。国を代表するチームに対して、国民は、結果で、あれこれ言うべきではありません。
大統領は、「結果は火を見るより明らかだ」と投稿しましたが、それならば、監督が決まった時点で、なぜ反対しなかったのですか。ワールドカップに出かける前に、引き留めるべきだったでしょう。大統領自身にも、「見る目」がなかったことになります。そして、投稿の文言自体が、サッカーのファンとしては失格であることを示していますし、一国の大統領としても、資質に疑問が湧きます。
だいたい、大統領が、自分の国の代表チームの成績について、あれこれ批判すること自体が、まさに、「あってはならないこと」なのです。イ大統領のSNSへの投稿内容は、世界中に知られるわけです。投稿を支持する人は、まず、いないでしょう。
次は、日本の高市政権が、6月30日に示した「新たな経済財政運営の基本方針の原案」について、書いてみたいと思います。まず、その基本方針の原案、そして、6日の毎日新聞、7日の朝日新聞、8日の日本経済新聞の各紙の社説を参考にさせてもらいます。
原案について、書く前に、ひとつの疑問があります。原案では、2040年度までという「長期間」にわたっての「投資」が書かれているようですが、現政権は、今後、いつまで続くのか、考えているのでしょうか。私は、来年の9月の自民党の総裁選挙では、高市は、絶対に再選されることはないと予想しています。首相になってから、現在までの迷走ぶりを考えると、選挙権のある自民党員が、高市をトップに選ぶことは、あり得ないはずです。ですから、40年度までもの案を出されても、「机上の空論」であり、考えること自体が、無意味な気がしてしまうのです。某元首相も、2050年頃までの地球の気象についてだったか、政策を発表したいと語ることがありましたが、僅か1年ほどで、退陣しています。
まあ、上記の疑問は、置くことにして、原案について、考えていきます。原案は、35ページくらいのものです。私は、10ページほどを印刷して、読みました。あとは、3紙の社説を参考にさせてもらい、考えていきます。
第1章の1.「強い経済」の実現に向けて、の中から、高市の好きそうな部分をいくつか、挙げてみます。勿論、彼女が書いているはずは、ありませんが。
・総合的な国力を徹底的に強くしていく。これが、高市内閣の使命である。
・その中核にあるのが、「強い経済」の実現であり、ーーー新たな経済財政運営の抜本的な転換を図 る。
・我が国の潜在成長率は、長年にわたる「未来への投資不足」により、主要先進国と比べて低迷している。
・「責任ある積極財政」の考え方の下、---官民手を携え、戦力分野への投資を進める。
そして、2の「将来世代への(以下略)」では、2027年度を「責任ある積極財政元年」と位置づけ、「中長期経済財政計画」として、計画期間を2027~2040年度とする。そして、官民で、370兆円を投資する。
え、では、高市首相さんが、そんな先のことまで決めると言うのですか。そうですよね、そう書かれています。まあ、高市政権が、それだけ続くはずもありませんし、後任以降が、自民党政権であっても、他党の政権であっても、そうなっていくわけではないので、心配することはありませんが、高市は、自分を過信しすぎている気がします。
日本は、資本主義の国です。ほとんどの経済活動は、民間の企業や個人によって、おこなわれています。弱い分野があっても、政府や都道府県、市町村の指導、助言等で、すぐに強化できるわけではありません。政府などが、投資することによって、弱い部門、分野を強化しようとしても、予算は、国会の決議を経てのものとなります。高市首相のような、自信満々の首相であっても、あくまで、投資は、自由にはできません。
高市は、もう世界でも少なくなりましたが、社会主義の国の首席や首相であれば、よかったかも知れません。そうすれば、思い通りの財政計画を立て、実行することができたでしょう。独裁、専制も可能だったでしょう。
日本経済新聞の8日の社説は、「クールジャパンの赤字総括を」と題して、書かれています。官民ファンドのクールジャパン機構の2025年度末の累積赤字が、540億円に達したというのです。そして、高市政権の方針にも言及しています。クールジャパンには、何が欠けていたか、(高市政権は)きちんと点検する必要があると言うのです。
毎日新聞は、「責任不在の放漫財政に陥れば、ツケは最終的に国民に回る、危うい政策というほかない。」と書いています。
朝日新聞は、「『責任ある積極財政』の言葉のもと、国民生活や日本経済をリスクにさらすことは謹んでほしい。」と書いています。
高市を総裁にさせた自民党員、そして、2月の衆院選で自民党に投票した人は、この370兆円の投資を、どう考えますか。
最後は、現在、日本の国会で大きな問題となっている「皇室典範」について、少し書いておきます。皇室典範は、昭和22年5月3日より施行された法律なので、国会での、国会議員だけの討議、決定によって、法文を変えることができます。ですから、「皇位の安定的な継承」を目指すとして、自民党や日本維新の会などが、「改正」しようとしているわけです。
現政権は、天皇は男子であるべきだと、考えています(皇室典範でも、男子となっています)。ですから、現在の天皇の長女の愛子様が、天皇になることは認めたくないのです。そこで、女性皇族が、一般の男性と結婚した場合でも、その男性も、生まれる子供も、皇籍は得られないという法案を考えました。さらに、旧の11宮家からの養子(男系、男子に限る、としている)は可能とし、養子の子供が男子の場合は、皇位の継承権があるとするのです。この養子案については、自民党の麻生副総裁が、「藤原道長」を目指すのだという説もあるようですが、彼の妹が、最近、新しい宮家を構えたとはいえ、兄と妹の年齢からも、あり得ないことだと、私は、思います。現政権の狙いは、ひとつであり、愛子様を天皇にはさせないということと言えます。
私は、政権が、こんな動きをするのも、「皇室典範」が法律であったためだと思いますが、戦後の混乱期であったとはいえ、皇室典範は、法律とするしか、なかったと思います。当時の政治家たちも、現在の政権のような「動き」が起こるとは、考えていなかったことでしょう。まあ、現在において、女性天皇が実現するためには、やはり皇室典範の改正が必要なはずであり、その場合も、やはり、国会等では、複雑な動きが起こることでしょうが。
女性の天皇は、過去、8人いました。明治時代の前までは、男女、いずれでもよかったのです。ちょうど、11日の毎日新聞の2面のコラム、土記(どき)で、伊藤智永編集委員が書いていますが、天皇は男性でなければとなったのは、明治時代に、天皇が、国の軍隊の「大元帥」となるようになってからだというのです。軍隊のトップは、男性でないと、ということになり、天皇は、男子でとなったというのです。敗戦後、天皇制は、改まりました。しかし、上記の「皇室典範」では、第1条で、「皇位は男系の男子が継承する」という、言わば、男性限定の「考え方」が、残ってしまったのです。それが、自民党などの、今回の「改正」につながっているのです。
注 藤原道長は、966~1028年の人物。995年頃から勢力を強めた。後に、3代(3人)
の天皇に、自分の娘を妃とさせた。 当時の日本を支配した最高位の貴族である。
キーパーはとにかく大事現代は高身長で機敏さも要
NHKワールドカップ放送はごく少ないやダゾーンだったか
40年なんて言うけど高市はよくそんな先言い出せるよね
在任中だけにしといて「政策」はさっさと辞めて奈良に帰れば
首相にも女性がなった天皇は元来男に限らなかった
国会の議員にしても天皇制こうと決めるの抵抗あるな
毎日新聞掲載拙詠
自らの群れに疑問を感じても蟻はどうすることもできない (特選)
(2016.7.25)